こちらは『卓球レディース』編集長の西村が、NOルールで綴る馬鹿馬鹿しい卓球日記です。今回は、祝『卓球レディース』サイトリニューアルオープンについて。ここまでご協力いただいた方々、本当にありがとうございます!

30歳以上の卓球を趣味とされる女性向けのWEBメディア『卓球レディース』のリニューアル版サイト、ついに公開しました。

なんというか……自己満足。生まれて初めて「感無量」という言葉の使い道を知りました。

おととしの1月に起業塾に入り、3ヵ月後の4月にウェブメディア『卓球レディース』を公開。そこから11ヵ月、90以上のコンテンツを作り上げたthe other side of 卓球lover。中谷美紀もビックリです。

今回のリニューアルで周りの方からお褒めの言葉をいただくのは、やはりデザイン。メインビジュアルの背景は明るくポップな幾何学模様が目を引きます。この柄はメンフィスというものだそうです。

メンフィス採用の理由は、中年には懐かしく、若い子には新しい柄だから。今を生きる中年女性が小中学生だった80年代後半~90年代後半、街にはファンシーショップなるものが必ず一軒存在しました。私の住むド田舎にもあった。そこには可愛いキャラクターの文房具がたくさん陳列されていて、華やかな色柄で充満。中に入ってその空気を吸うだけで幸せな気分になれる女の子のパワースポットのような場所でした。

小学生の頃「もうすぐ誕生日」と言って、おばあちゃんからお買い物のお釣りをもらうと、迷うことなくファンシーショップへ。1本30円の鉛筆を選ぶのに数時間かかりました。そして人様に初めて嘘をついたのは、自分の物を買うのに「プレゼントです」とプレゼント包装をお願いしたまさにあの時。リボンを選ぶのも悩んだなぁ~。

前置きが長くなりましたが、そのファンシーショップの包み紙がメンフィス柄でした。それから云十年。デザインが流行のトラックを一周して再び流行っていますよね、メンフィス。この柄を現代風にアレンジしてもらいメインビジュアルに。

私のわがままをデザイナーさんが余すところなく形にしてくだり、『卓球レディース』のワクワクするような楽しい世界観を作り上げてくださいました。本当に感謝です。

最後になりますが、メンフィスという言葉を聞いて、細川智栄子あんど芙~みん先生の『王家の紋章』が頭に浮かんだあなた、安心してください、同世代です。