卓球女子の前髪問題を提起してはや半年。ようやく解決策をコンテンツ化することができました。スタイリストさんご協力のもと、簡単テクでキュートに決まる3つの前髪アレンジをご紹介します!
勝負とモテのバランスを図る苦悩から解放
卓球女子の前髪にフィーチャーしたコンテンツ。サイトの立ち上げ当初から作りたく、やっとその夢が叶いました。題して「卓球女子の前髪解決策」です。およそ半年前に公開したブログ「卓球女子の前髪問題」。卓球女子は前髪のおしゃれができないという涙の告発を覚えていますか? 卓球はボール競技の中で最も小さい球を追いかけ、さらにその回転も見極めなければならない繊細なスポーツ。動体視力が求められるので前髪が目にかかったらうっとうしい。大事な一点を失いかねない。
ならば「パッツン前髪かオールバックにすればいいじゃない」という人もいるかもしれませんが、それはマリー・アントワネットの「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」の発言と同罪。女にとって髪は命。女子にとって前髪は命ですから。卓球女子は勝負とおしゃれを天秤にかけながら前髪の長さを決めているのです。
昔はすだれ前髪、今は薄めのバングス
私が青春を過ごした平成初期は、工藤静香よろしくのすだれ前髪が大流行。前髪の上半分はカーラーで巻いてフロンガスで固め、下半分は目にかかるところまですだれ状に下ろす。このスタイリングに毎朝1時間以上かける娘はざらにおりました。KYON²にはなれなくても、おニャン子クラブにはギリ片足をつっこめるかな。そんな期待とともに職人技で前髪を形成。これがまたMUGO・ん…色っぽい仕上がりになるのですよ。男子ウケを狙う女子にとって定番の前髪でした。
あれから30年。今はK-POPの影響で再びすだれ前髪が流行っているそうですね。おっと死語をお許しください。薄めのバングスですね。NiziUやTWICE級の仕上がりになったら「Take a picture」と自信を持ってお願いできそう♡
勝負とモテ。どちらも犠牲にしない前髪進化論
なのになのにですよ。前髪が生死とモテにかかわる10、20代の女性選手の中で、そんなおしゃれな前髪で試合に挑むハート強者は存在しましたか? 卓球の100年史をひも解いてごらんなさいよ。「へーっ、こんなに古くからアメピンって存在したんだ」と驚かんばかりに、みなさん前髪パッカーンとサイドに寄せています。この状況をどげんかせんといかんと思って書いたブログはほんの序章。(本当は30日間毎日卓球選手の前髪をSNSに投稿しようと試みましたが、丁寧、陳夢、美誠ちゃんあたりで力尽きました)。
今回はこの企画を完結させたく、心斎橋にあるトレンド発信サロン「CHAINON」のスタイリスト・芝綾佳さんにお願いして卓球女子におすすすめのおしゃれな前髪を提案してもらいました。卓球女子の前髪を可愛く一歩前進させる企画。勝負とモテを両立させるのが近未来の卓球女子ってものですよ!
カラーピンで可愛くまとめる
①オイルやバームなど手ぐしが通るスタイリング剤をつけます。
②センターをジグザグにわけます。前髪の生え際にうぶ毛がある人は少し残して。
③黒髪ならカラフルなピン、明るい髪色なら黒のピンを選んで。片方に3~4本。耳の上にまとめてランダムにとめます。
④ピンをバッテンに重ねてもかわいい。
前髪をねじってキュート&ラフな印象
①オイルやバームなど手ぐしが通るスタイリング剤をつけます。
②前髪を少しずつとってねじり、耳の上でまとめてピンでとめます。
③短い毛が出るのでスタイリング剤でキレイにおさえましょう。
④上の部分をつまんでところどころ引き出します。立体感が出てラフな印象に。
”くるりんぱ”だけでこなれた雰囲気
①オイルやバームなど手ぐしが通るスタイリング剤をつけます。
②前髪をセンターでわけて、片方の前髪をゴムでくくります。
③結び目を少し緩め、上の部分に穴をあけたら、
毛束を下から穴に通してくるりんぱ。
④毛束を耳にかけて完成です。
監修 スタイリスト 芝 綾佳
協力:CHAINON心斎橋(シェノン)
住所:大阪市中央区心斎橋筋1-3-13 6F
アクセス:心斎橋駅5・6番出口からすぐ。四ツ橋駅から徒歩7分
TEL:070-1806ー2279
営業時間:月~金11:00~21:00、土日10:00~20:00
料金:カット 4,400円