メイクは落ちる、前髪はデコ出しなど、美に制限の多い競技・卓球。その中で唯一おしゃれを楽しめる特区が手元ではないでしょうか。ラケット交換からはじまり、サービス、台上プレーなど、各シーンで「あの人おしゃれ」と印象付けるネイルはいかなるものか。ネイルグッズのお役立ち情報とあわせてご紹介します。

ラバーはカラフルになった、ネイルはどうだ?

卓球は台上技術が多く、手元が相手にさらされがち。特にプロの試合映像では、サーブなど手元がアップになる瞬間が多々あります。たとえ刹那であっても映えを求めてしまうのが女の性というもので、選手のみなさん指先までおしゃれに気づかいキュートなネイルを塗ってらっしゃいますね。

ローカルのレディースも然り。ラケット交換の時に、ラバーよりもネイルがカラフルなファッションリーダーをお見かけする時もあります。あまりに美しいネイルだと、肝心のラバーが何だったか思い出せない時も(これも戦術のひとつでしょうか?)。実際、ラケット交換時にお互いのネイルの話に花が咲き、試合開始が遅れて審判に注意されたこともありました。本末転倒ではありますが、女性にとっておしゃれは目の前の試合よりも大切、なんて時も。

そこで今回はネイリストの矢部公子さんにお願いして、私のささくれだった指先に卓球ジェルネイルを施してもらいました。卓球×ネイルにまつわるお役立ち情報も聞いたので、ぜひ参考にしてください!

これがおすすめの卓球ネイルカラー

卓球台のブルーカラーをベースにした卓球ジェルネイル。ピン球のホワイトを爪の先にあしらって爽やかな印象に。試合会場で「素敵な色ですね!」と男性に声をかけられたので成功と言えるでしょう。

卓球×ネイルにまつわるおすすめ情報

1,球技にはジェルネイルがおすすめ

ジェルを塗ると自爪の2倍の厚みが出て強度も増します。爪が割れたり裂けたりするのを防いでくれるのでボールを扱う競技の方にはおすすめです。

卓球ジェルネイル
矢部さん

野球のピッチャーは爪の保護のために透明のジェルを塗るって知っていましたか?

2,競技性に合うカラーリング

卓球のボールは白、台の色は深みのあるブルーなので、ポップでカラフルな色と好相性。ラージのオレンジ球には反対色のブルーが際立ちます。

矢部さん

少し青みのあるはっきりとした色は、ミドル世代の手のくすみを飛ばしてくれます

3,セルフネイルの注意点

エナメルを使ってセルフネイルをする時は、地爪に負担がかからないよう、ベースを必ず塗りましょう。乾燥を防ぎ、色持ちも良くなります。

矢部さん

爪の先端はとれやすいので必ず塗りましょう。エナメルの持ちが長くなります

4,エナメル除光液で汚れが落ちる

除光液にはアセトン成分が含まれています。アセトンは油分を溶かすことができるので、少しなら手汗で汚れた用具のお手入れに使うことも。

アセトンは水分を飛ばす性質があるので、やりすぎには注意しましょう

監修 矢部公子

「株式会社スタイルラボ」取締役。商社、法律事務所のOLを経てネイリストに。現在は大阪を拠点にネイルサロンなど女性のための開業コンサルティングをおこなっている。https://www.stylelabo.net/