[PR] QLOP合同会社

ビジネスの原点は誰かのお困りごとを解決すること。その誰かがマイノリティの場合、事業は重箱の隅をつつくこととなる。その最たるものが2025年11月に発売された卓球ラバーカッターではないだろうか。ラケットのラバー貼り替え時に使う専用のカッター。そんなピンポイント過ぎる便利グッズが世に広まるタイミングで、近畿大学の学生さんに試してもらうことに。初めてでもうまく切れるのだろうか……?!

プロに任すか自分でやるかラバー交換はカットが腕の見せどころ

自分でやろうと思えばできる。けれど、お金を払ってプロに任せた方が失敗はない。どうするべきか……。3カ月おきに500円玉を握りしめて悩むレディースも多いのではないだろうか。卓球のラバー貼り替え、南無ショップ店員にお任せします問題。

テニスラケットのガットの張り替えはお店の人に潔く丸投げできるというのに。卓球のラバーは「やってみたら?」というチャンスの蜘蛛の糸が、ラバーがチーンとなってお釈迦様の世界に行くたびに降りてくる。やるかやらないかだけの問題だが、私はこのチャンスをつかんで極楽浄土に這い上がったレディースをみたことがない。その理由は「ラバーがどんどん値上がってるのに、自分で貼り替えるとなったら、ハサミやカッターを持つ手が震えるわ」。という単純明快なものだ。

たしかに。ラバーカットは一発勝負。ジョキッジョキッとハサミで切る音がチャリーンチャリーンに聞こえ出したら手元は狂うだろう。ならば、貼り替えのチャンスのタイミングで、簡単キレイにラバーがカットできる専用のカッターが蜘蛛の糸と共に降りて来たらどうなるか? 好奇心旺盛なレディースなら一度試したくなるだろう。いや、まずは自分の子供に試させるかな。スマホ操作などのデジタル分野、弁当箱を洗うなどの面倒な家事、そして老眼を必要とする手先の細かい作業は、まずは若い人に任せた方がいいのだから。

ということで、今回から卓球レディースの運営チームに加わった近畿大学経営学部のゼミと卓球部の学生さんにラバーカッターを試してもらった。卓球をやったことのない学生、卓球しかやったことのない学生がラバーカッターを使うと、どのような感想が聞けるのか? 期待が高まる。

近畿大学女子卓球部員がラバーカッターに初挑戦

まずは女子卓球部のキャプテンAさんに試してもらった。Aさんはシェーク裏裏。中学1年生の頃から2~3ヵ月に1度、自分でラバーを貼り替えているという。普段はカッター板にラケットを置き、カッターで躊躇することなく、面の周りぐるっと切るという彼女にラバーカッターの使用感を聞くと……。

「少し力を入れただけで一気に切れて気持ち良いですね。普段はカッター板を使うから自宅でしかラバーを交換したことがありませんでした。だけどこれなら大会会場や練習場など、どこでもラバーを交換できますね」。

次に2年生女子部員のOさんにラバーカッターを試してもらった。Oさんはシェーク裏表。中学・高校時代は部活のコーチにラバーの貼り替えをお願いしていたという。今は1~2ヵ月に1度、自分で貼り替え。試合の直前にMY裁ちばさみで切るが、表ラバーは厚さがウスのため、切っている手ごたえがなく、いまだに正解がわからないそうだ。

「はさみで切ると、ラケットの端を傷つけてしまうことがあり、慣れるまで苦労しました。ラバーカッターはラケットの淵に沿ってカットできるので、その失敗がなさそう。表ラバーのカットは粒がぷちぷちとつぶれていく感覚が気持ちいいですね。裏ラバーよりも表ラバーの方が慣れるまで難しいと感じましたが、コツをつかむと切っているというよりも、スーッと進んでいくという感覚です」。

近畿大学経営学部の学生はラバーカット自体が初の試み

ラバーのカットが日常生活の一部になっている卓球部員もラバーカッターに好感触の様子だ。それでは、ふだん卓球をしない学生がラバーカッターを使うと要領よくできるものなのか。ラバーは消耗品で、交換が必要ということも先ほど知ったばかりだという男女の学生に試してもらうと……。

新谷さん

ほかの3人が試す様子を見ながらコツをつかみました。親指に力を入れて押していったら、リンゴの皮むきみたいにスーッと切れて爽快。ラバーのカットは今回が初めてだけど、ハサミだったら素人には難しいと思うな

岡代さん

はじめは刃の当て方に戸惑ったけど、使い方がわかればすごく簡単。切るのが気持ちよくて楽しい。もっと切りたくなる

ラバーを切る作業自体が初めてとなる新谷さんと岡代さん。その様子をそばで見ていた卓球部のOさんから「初めてなのにサイドがガタガタしてなくて、むっちゃきれい」とほめられ、お二人ともまんざらではない雰囲気。さらにキャプテンのAさんから「表側から切るところが新鮮でした。卓球やってる人は、ラバーを貼る際に机にラバーを貼った面を押し付けます。だから自然とラバーの裏側から刃を当てて切ることになるのですが、ラバーカッターは表側から刃を入れてもきれいに切れるんですね」という新たな発見があったようだ。

そして、4人が口をそろえて言うのは「気持ちいい!」という感想。私も試してみたが、初めにうまく刃がラバーに食い込むと、そこからスルーッと本当にリンゴの皮をむくように切れる。なんという爽快感。仕事の気分転換にもってこいのストレス解消グッズではないか。学生たちもこの切れ味にハマったのか? お試しカット用に準備したラバー5枚があっという間になくなった。

「もっとないの?」という声が上がったが、これ以上は自分のお小遣いで実物を購入して楽しんでもらおう。11月末には卓球ラバーカッターは発売となり、市場に出回るのだから。OLOP合同会社の担当者に伺うと、すでに850台の予約が入っているという。卓球ラバーカッターを手にした卓人から「気持ちいい」という唸り声が上がりはじめるのはまもなくのことだ。

ラバーカッター(ブラック)6,490 円、2Q刃専用収納ポーチ1,980円

「だれが切っても仕上がりの美しいラバー」を目指して。2000年に工務店協力のもと、ラバーカッターの製作をスタート。その後、3Dプリンタで試作を重ね、大手刃物メーカーと契約。2025年に20年以上の試行錯誤を経て、ついに全世界に唯一無二のラバーカッターをリリース。

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