卓球は試合の流れを停滞させてはいけないスポーツ。とはいえ、ちょっと立ち止まって気持ちを切り替えたい時もある。サーブミスが続いたとき、ドライブが入らないとき、緊張で動きが鈍いとき……。今回はそんなピンチに役立つ耳よりな耳つぼ情報をお届けします!

卓球の試合中、瞬時に状況を変えたくなる時ってありますよね? 「サーブミスにガッカリ、気持ちを切り替えたい」「緊張でガチガチ、足を動かしたい」などなど。だけど待ったがきかないのがガチ試合の辛いところ。プレー中に時間をとったら遅延行為になりますし、ゲーム間に許される休憩もわずか1分と短い。審判の目を盗んで一瞬でなんとかする方法はないかと探していたら、耳つぼにつき当たりました。

指でちょっと耳を触るくらいなら試合中でも「耳がかゆい人」程度にしか思われませんもの(セーフ)。次の1本からは、次のゲームからは、心も体も入れ替わる。そんな卓人にとって夢のようなツボを耳つぼケアスクール代表の佐古さんに教わりました。自分の卓球に必要なツボの場所をおさえて、「熱いものを触ったら……」ではなく、「試合が始まったら」耳を触る習慣を身につけましょう。

試合前に! パフォーマンス向上のツボ刺激
試合前やゲーム間に耳をひっぱる・さする・まわすのフルコースで刺激。まずは耳の外側を5ポイントにわけて、頭と耳を引きはがすようにひっぱります。次に耳たぶの後ろを人差し指でこするように刺激、最後は人差し指と中指で耳をはさんでゆっくりと回します。耳を触ると体が温かくなり、基礎体温がUP。体の動きが良くなってパフォーマンスも上がります。
試合中の緊張緩和
緊張緩和のツボは耳の上のくぼみにある神門。いた気持ちいいくらいに5秒間プッシュします。
耳神門
ここぞのポイント時に集中力アップ
耳の穴の一番下に指をいれてぎゅっと押します。ここ一本、集中力がほしい時に。
耳くぼみ
試合後の下半身のケア
耳の上1/3をぎゅっと圧を加えて押します。腰やひざなど下半身のケアにきくツボです。
耳ツボ3

監修 佐古亜矢

耳つぼケアスクール代表。エアロビクス・インストラクター、ヨガ講師を経て耳つぼジュエリーの専門家に転身。自身が体験した耳つぼのリフトアップ効果を多くの方に知ってもらいたいとの思いから、2020年7月に「耳つぼケアスクール」を設立。現在は神奈川と大阪の2拠点で指導を行っている。施術は30分3,000円~。
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