こちらは『卓球レディース』編集長の西村が、NOルールで綴る馬鹿馬鹿しい卓球日記です。今回は卓球とアンチエイジングの関係について、ポイントはずばりミニスコート!
先日、卓球仲間からお下がりのスコートをもらいました。私よりも一回り以上若い娘さんが履いていたものだそうで、カラーは派手な赤×白。私は思わず「いや、これは上級者じゃないと履けないから」と言って、一旦断りました。そしてハタと気づいたのです。この会話は世間様には通じないことを……。
40代の中年の私が20代のミニスコートをもらって、履けない理由が「上級者じゃないから」。
はぁーーーーー?????
(※この発言に違和感のない人は卓球糠に漬かり過ぎている。危機感を覚えましょう!)
この場合「若い子じゃないから」とお断りするのが正解。周りにマナー講師がいたら物議を醸しかねないところでした。
もらう、もらわないの数往復のやりとりを経て、家に持ち帰ったスコートを鏡の前で合わせてみると……自分の肌色と合わない(ZANNEN)。何十回もの夏を紫外線と共に過ごし、くすみを重ね続けたどんより肌に、はじけ飛ぶようなフレッシュレッドは明るすぎた。
「若い子じゃないから」ではなく「上級者じゃないから」と答えた数時間前の自分をオールフォアで攻めたい気持ちになりました。
そう考えると、卓球場でお会いするシニア世代のお姉さま方はお若いなぁ~と、お世辞ぬきに思います。スコート>パンツ>ジャージの順で、スコートを履かれている方が圧倒的に多い。アムロ世代の我々はファッションを黒でまとめがちですが、ヤングシニア世代は臆することなく多彩な色柄にチャレンジされます。
一見、簡単そうですが、それを着るのにどれだけ毎日のケアが大変かと慮ります。ひじ&ひざの角質ケア、脚のムダ毛処理、全身の保湿ケア……数え始めると息が上がります。年頃の女子が男子の視線を意識して、艶感UPのプチプラコスメで肌を整えるのとは訳が違う。そっちが“攻め”なら、こちらは“守り”の美容。かかるお金も時間も一桁あがりますからね。
シニア世代の卓球仲間は「卓球をやっていると目標があって気持ちがシャンとする。卓球が若返りの秘訣かな」と教えてくれました。確かに目標を持って運動することは心と身体の新陳代謝を促します。
だけど私は「いやいや、若さの秘訣はそのミニスコートですよ」と反論したい。スコートからの覗く引き締まったおみ足。私よりもふた回り上とは思えない瑞々しく整ったお肌が確たる証拠です。
「いくつになってもミニスカートを履きたい」。そんな大人女性の密かな願望をあざとさ抜きで叶えてくれる卓球。公式ウエアを堂々と着るために、日々の練習で美脚を作り、ボディケアで美肌を作る。そんな日々の努力が大豆のイソフラボン並みにフェロモンを増産させて大人の女子力を高めてくれるに違いありません。
アンチエイジングに励んでらっしゃるみなさん。納豆をかき混ぜている暇はありませんよ。即効性の高い卓球ミニスコート美容に今すぐフェーズを移しましょう!