親子で創作が楽しめる樹脂粘土を使ったアクセサリー・スイーツデコ。今回は作家のYUKIさんとともに卓球のゼッケンピンを作りました。試合で可愛さと個性をアピールしたい女子はぜひトライしてみて!

樹脂粘土で作るアクセサリー・スイーツデコ。100円均一ショップで専用の材料が販売されるほどの人気っぷりで、親子で創作を楽しむ方も多いのだとか。

おしゃれなママ友がアップするインスタグラムでその存在を知った私は、真っ先に「スイーツデコのゼッケンピンを作りたい」と思いました。なぜって、ゼッケンピンはローカルのレディースプレーヤーが唯一個性を発揮できるもの。メーカーが販売しているラケットモチーフのピンでは飽き足らず、ビーズをあしらったキュートな手作りピンを使う美的感度の高い卓球女子もいらっしゃいます。

おしゃれなレディースの仲間入りを果たしたい私は早速、フェイクスイーツの作家さんにゼッケンピンの作り方を教えてもらいました。不器用な私でも作れるシンプルな手順。たくさん作って練習相手をしてくださる小学生女子にも配りたい!

材料

【100円均一ショップで調達】
・スイーツデコ用樹脂粘土
・スイーツデコ用ソース
・スイーツデコ用チョコチップパーツ
・9ピン・丸カン
【家にあった材料】
・ストロー・下敷き・ニッパー
・じょうぎ・計量スプーン
・つまようじ
・ネイルのトップコート・安全ピン
・歯ブラシ・瞬間接着剤

アイスクリームピンの作り方

チョコチップアイス

小さじ1/2サイズの計量スプーンにパステルグリーンの粘土を入れます。スプーンからはみ出るくらいの量を入れるのがポイント。中心部を指で押してしっかりと詰めます。

スプーンから取り出し、ひだにつまようじで放射線状に線を入れます。粘土が出過ぎたら押し入れて波のように。ひだの形や大きさは均等にならない方が仕上がりはリアル。

アイスの表面をかための歯ブラシで上下にこすったり、押し当てたりすると質感はさらに本物っぽくなります。

④次にフェイクのチョコチップを作ります。茶色の樹脂粘土を棒状に丸めて1時間ほど乾燥。乾いたらハサミでカットします。ゴマよりもひとまわり大きいサイズが目安。

④をアイスに押し込んだら、仕上げにもう一度歯ブラシで表面をブラッシング。チョコパーツの尖ったところに瞬間接着剤をつけてさしこめば完成です。

ストロベリー&バニラのマーブルアイス

赤と白、白と黄を写真ほどの割合で混ぜ合わせます。ストロベリーとバニラの色が再現出来たらOKです。

ストロベリーとバニラの粘土をさっくりとあわせて小さじ1/2サイズの計量スプーンに入れます。②の工程を経たらソースをしみ込ませるようにかけます。

チョコパーツの尖ったところに瞬間接着剤をつけて⑦にさし込みます。次に9ピンを適当な長さに切って同じく⑤と⑦にさしましょう。ここから30分ほど乾燥。


ドーナッツピンの作り方

ドーナッツ本体

イエローオーカー(黄みがかった茶色)の樹脂粘土を小さじ1/2とって丸めます。上から定規を押し当て面を平らに。直径2センチが目安。

サイドの真ん中につまようじで線を入れます。

本体の真ん中にストローをさして貫通させるとドーナッツの穴が完成 します。

次はピン球が輪のようにつながるドーナッツを作ります。小さじ1/2のイエローオーカー樹脂粘土を6等分にし、ひとつずつ丸めてからくっつけます。 こちらも上から定規を押し当て直径2センチを目安に平らかにします。

装飾と仕上げ

スプレーチョコのフェイクを作りましょう。好みの色の樹脂粘土を棒状に丸めます。つまようじくらいの細さが目安。乾いたらハサミで細かく切り落とします。

③と④にソースをかけ、つまようじで整えたら⑤をトッピングします。適当な長さに切った9ピンもさしましょう。

⑦スプレーチョコは小さなパーツなので、本体に密着するようネイルのトップコートを塗ります。保護と同時にツヤが出て見た目もキレイになりますよ。

ニッパーで丸カンの口を開き、アイスクリームとドーナッツの9ピンに通します。安全ピンも通したら完成です。

監修者 YUKI

「Salon gracieux」を主催する京都在住のフェイクスイーツ作家。スイーツデコのアクセサリー作家とグルーデコ認定講師として活躍。ラッピングコーディネーターの資格を持ち、贈って喜ばれるスイーツデコのラッピング演出も得意とする。華やかなフェイクスイーツの作品群をインスタグラム(ユーザーネーム salongracieux)でチェックして!