初めて子供の試合動画を撮影した時、夫に叱られました。動画の天地が逆だったのです。モニターで映像を流す場合、逆立ちして見るほかありません。コーチに「動画を送ってください」と催促されても、プライドをキープするため事件を隠蔽し、とうとう送りませんでした。しかも、これはミスではなく、無知でやらかしたこと。テクノロジーの進化についていく自信を完全に失いました。私は40代ですが、動画の撮影にお悩みを抱える同世代の方も多いはず。そこで今回は試合の動画の撮影について、動画・映像制作主宰の榎本さんにポイントを教わることにしました。試合デビューが近い方、私のように機械音痴の方はこちらを予習してから撮影に挑んでください!

押さえておきたい5つのポイント!

カメラは横位置で

台に幅があるので、カメラは横位置で三脚にセットしましょう。天地が逆にならないようモードの位置に注意して。

point
1

相手の利き手側から撮る

対戦相手が右利きなら右側から、左利きなら左側から撮影しましょう。逆方向からだと、背中ばかりが映ります。

point
2

三脚はコートの対角線上に置く

正面からだと、ボールの動線がわかりにくいうえ、のっぺりとした映像になります。コートの対角線上に三脚をセットしましょう。

point
3

高いところから撮影する

高いところから撮ると、ボール運びがよくわかります。客席が階上にある場合は、そちらから撮るとよいでしょう。同じフロアで撮る場合は、三脚の高さをMAXまで伸ばして、なるべく上から撮ることを心がけましょう

point
4

手持ちで撮影する時は脇をしめて

三脚がない場合は、雑音が入らないようなるべく息を殺し、ぶれないように脇をしめて撮影しましょう。

point
5

ポイントがわかれば動画撮影は簡単

撮影のポイントがわかればなんてことない。慣れた手つきで三脚をセットし、敏腕ディレクターよろしくの空気を醸し出して試合を撮影するようになりました。天地逆での撮影は過去のこと。子供の試合ではデキるママを演出しておりましたが、ある日、声の大きい方に「ママさん、動画撮影大丈夫? 天地逆に撮ったんだって~」と話しかけられ、その一声で皆が私の過去の失態を知ることになりました。チクったのは夫です。

監修 Shin-Ichiro Enomoto (エノモト シンイチロウ)

初めてでもできるiPhone動画・映像制作の主宰♪
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